賢者の娘
漫画

エディション・グレナ、2016年8月
アルビン・ミシェルが2006年に出版した小説『月の予感』
脚本:フレデリック・ルノワール
共同執筆者:ロドルフ
デザイナー: グリフォ
プレゼンテーション
ジョヴァンニの流刑地からの脱獄は失敗に終わった。しかし、ある意味では、この不幸の中にも幸運があった。執事のイブラヒムに呼び出されたジョヴァンニは、ヴェネツィアのガレー船への派遣からこれまでの冒険のすべてを語り尽くす。その話に感銘を受けたイブラヒムは、彼を専属の奴隷として迎え入れ、すぐに親しくなる。二人は同じ宗教に属してはいなかったものの、知識への愛は共通しており、互いに多くのことを学び合う。しかし、彼らの友情はたちまち、キリスト教徒を異教徒と見なす者たちの怒りをかき立て、ジョヴァンニは再び地獄の牢獄へと舞い戻ることになる。幸運は長くは続かなかったのだ。…
第1巻「アブルッツィの巨匠」 、第2巻「ヴェネツィアの恋人たち」 、第3巻「赤い服の男たち」
